あつゆう小説

□未来のために
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戸「みんな、今日はこっちに異動してきた刑事さんの紹介をしたいんだ。入ってきていいよ。」

?「はい!」





ここは秋葉原警察署。



戸賀崎警部(戸賀崎智信)を中心にある事件の捜査を続けていた。


そこへ1人の女性刑事が異動してきた。


戸「じゃあまずは自己紹介をしてもらおうかな。」

?「はい!大島優子です!今日からよろしくお願いします!」


異動してきた女性刑事とは優子のことである。


戸「じゃあ次は彼女たちの紹介をしよう。僕から見て右から順に篠田警部(篠田麻里子)、板野刑事(板野友美)、敦子刑事(前田敦子)だよ。」

優「えっと…篠田警部に板野刑事に敦子刑事ですね。よろしくお願いします!」

麻「頑張ってこうね♪」

友「頑張ろうね♪」

敦「…よろしく。」

優「篠田警部は背が高くてショートカット。板野刑事は八重歯で茶髪てアヒル口。敦子刑事は昔っぽい顔。よし、覚えました!」

戸「よし、紹介も終わったところでそろそろ本題に入ろう。僕たちはある事件の犯人を掴まえる為に捜査をしているんだ。その為にも優子刑事、君の力が必要なんだ。」

優「もちろんです。その事件の内容とは?」

戸「それを今から話すよ。今から大体2年前、その事件は起きたんだ。ある建物に爆弾が仕掛けられて、その内の1つが爆発したんだ。それに気づいた別の警官達は例の建物の目の前に着き、その警官達は爆弾の解体に取り掛かったんだが…爆弾を食い止めることができず市民や仲間達は爆発に巻き込まれてしまったんだ…それからさらに1年後…ある遊園地に爆弾が仕掛けられたんだ。今度は僕たちの仲間が1人、それを食い止めようとしたけど…その仲間も爆発に巻き込まれてしまったんだ…」

敦「…。」


あっちゃんは膝の上で両手を力強く握った。


戸「その仲間の活躍があって次の爆弾は食い止められたんだが…犯人逮捕に繋がる手掛かりは何1つ得ることができなかった…。その時に仕掛けられた爆弾の1つは、その仲間が犠牲になったことで食い止められたんだ…」

敦「あんなことが起こらなければ…!」

戸「僕の予想では犯人はそろそろ動き出すと思うんだ。もうすぐ…1年経つからね。これ以上、死人を出さない為にもここで犯人を食い止める!当時、怪しい人物がいなかったか、何か不審な点はなかったか、君たちに調べてほしいんだ。」

優「もちろんです!みんなの未来はあたしたちで守ります!」

戸「うん、よろしく頼むよ。では、仕事にあたってくれ。」


それから優子たちは聞き込み調査を始めた。


だが、これといって有力な情報は得られなかった。


優子が秋葉原警察署に異動してきて、優子は明るい性格の持ち主ということもあって他のメンバーとすぐに打ち解けた。



そんなある日、



優子はともちんに1つ気になって仕方のないことを聞いてみることにした。


優「ねえともちん。」

友「ん?どうしたの?」

優「あたしさ、1つ気になることがあるんだ。」

友「気になること?」

優「うん、あっちゃんのことでね。戸賀崎警部の言ってた犯人のこと、許せない気持ち、すごく分かる。だけど…あっちゃんは人一倍この事件に力を入れすぎている。心配になるくらい。何があっちゃんをそこまでさせるのかなって…。何か、放っとけないんだ。」

友「…無理もないよ。1年前の出来事は、敦子にとってあまりにも悲しすぎたから…」

優「…よかったら、何があったら話してくれるかな?」

友「…分かった。話すよ。1年前の出来事を詳しくね…」



つづく
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