じゅりれな小説中編
□間違いから始まる恋
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次の日…
玲「ふわぁ〜…」
玲奈はベッドから起き上がり、着替えを済ませることにした。
玲「…よしっ♪良い天気♪良い朝だぁ〜♪」
玲奈は前日、佐江宛てに書いた手紙を手に取り、手紙をカバンの中にしまい、自分の部屋を出た。
部屋を出て階段を下り、食卓に着いた。
玲「いただきま〜す♪」
玲奈は朝食としてメロンパンを一口かじった。
玲「はぁぁ…♡幸せ…♡やっぱメロンパン美味しいなぁ〜♡」
潤「ほんっと、メロンパン好きだよなぁ、玲奈は。もうちょっと他のものも食べて栄養つけてもらいたいとこだけど…」
玲「そういうお父さんは朝からパスタ?洋食好きなのはいいけど、あんまり食べすぎると太るよ?」
玲奈は大のメロンパン好きであり、潤は洋食好きである。
潤「いいんだよ、俺は。ダンスで体動かしてるし。それに、毎日のようにメロンパンを食べている玲奈と違って、俺はほどほどにしているからさ。」
玲「うるさいなぁ…」
玲奈は潤を見ながら頬を膨らませた。
潤「まぁ美味しそうに飯食ってる玲奈の顔はいつ見ても好きだけどな♪美味しそうに食べてもらえっとこっちも作り甲斐あるしさ♪」
玲「美味しそうじゃなくて本当に美味しいの♪肉はダメだけど…」
潤「…ととっ、もうそろそろ学校だろ?俺もそろそろダンス教室行かねえとな。」
玲「そ、そうだね。じゃあそろそろ…」
玲奈と潤は立ち上がり、玲奈は学校に行く準備を。
潤は仕事に行く準備を済ませることにした。
ちなみに潤はダンス教室で生徒にダンスを教える仕事をしている。
玲「…よしっ、じゃあそろそろ行ってきまーす。」
玲奈は学校に行く準備を終え、家を出ようとした。
潤「あぁ、行ってらっしゃい。それと、妄想は程々にな。後、ニヤニヤ顔も抑えとけ。」
玲「う、うるさいわね!///余計なお世話よ!///」
玲奈の妄想の世界…
玲奈は学校に行こうと家を出ようとしていた。
その時…
ピンポーン。
玲「ん…?」
家のチャイムが鳴った。
試しに玲奈は玄関のドアを開けてみた。
すると…
潤「言ってるそばからそっち(妄想の世界)行くな!」
玲奈は潤の呼び掛けによって、強制的に現実の世界に戻された。
玲「あ…///ごめん…///」
潤「たくよぉ…あ、最後に。」
玲「うん?」
潤は玲奈に対して微笑みながら話を続けた。
潤「…恋も、頑張れよ♪」
玲「…うん♪じゃあ、行ってきまーす♪」
玲奈は潤に手を振りながら家を出た。
つづく