じゅりれな小説中編
□余命残りわずかの生徒
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学校に着いた珠理奈先生は職員室の中に入った。
珠「おはようございます!今日からこの学校へ赴任することになりました松井珠理奈です!よろしくお願いします!」
元気よく挨拶する珠理奈先生の前に1人の先生が現れた。
優「あたしはこの学校の教師を勤めている大島優子です!これからよろしくね!」
珠理奈先生は優子先生と握手をした。
優「珠理奈先生、あなたには3年A組の担任をやってもらいます。頑張ってね!あっ、この後入学式だから体育館に向かってね!って、あたしが案内するか。」
珠理奈先生は優子先生に案内されて体育館に向かった。
入学式が始まり、先生方の挨拶などが行われ、入学式が終了した。
入学式が終わり珠理奈先生は3年A組の教室の前に着いた。
珠「気合いいれるかー!ファイトー、oh!」
珠理奈先生はどっかで聞いた事のあるセリフで気合いを入れ、教室に入った。
珠「みなさんおはようございます!今日からこのクラスの担任になった松井珠理奈です!よろしくお願いします!」
珠理奈先生は出席簿を取り出し、開いた。
珠「では、まず出席を取ります。板野友美さん。」
峯「ともちんはぱるる…このクラスの島崎遥香さんと一緒に渋谷デートするそうなので欠席です。私は峯岸みなみだよ。よろしくね先生。」
珠「渋谷デートと…、柏木由紀さん。」
由依「柏木さんはこのクラスの宮澤佐江さんと一緒にカラオケに行くそうなので欠席です。あたしは横山由依です。由依って呼んでください。」
珠「カ、カラオケ…、高橋みなみさん。」
陽「たかみなはあっちゃん…このクラスの前田敦子さんが中々起きてくれないので遅刻するって。私は小嶋陽菜だよ。」
珠「遅刻っと…。」
珠(同棲でもしてるわけ…?てか何なんだこのクラス…、ふざけすぎてる…。)
珠理奈先生は気をとりなおして出席を取ることにした。
珠「高柳明音さん。」
ち「はい。私のことはちゅりって呼んでください。」
珠「よろしくね、ちゅり。松井玲奈さん。」
玲「はい。」
珠「あっ…。」
そこにいたのは、コンビニで万引きしようとした女子高生、暗い目をした女子高生だった。
その女子高生こそが松井玲奈である。
つづく