さえゆき小説
□誕生日サプライズ(ゆきりん)
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私は柏木由紀。
今日は7月15日。
7月15日といえば…
何かあったような気がするんだけど…
思い出せないなぁ…
私は今、佐江ちゃんとデートしていて夕食を済ませようと高そうなレストランの中に入ったところだった。
由紀「このレストラン高そうだけど、入っちゃって大丈夫かなぁ…?」
佐「大丈夫大丈夫!心配いらないって。」
本当に大丈夫かなぁ…
店員「お待ちしてました。ご予約の宮澤様ですね?」
佐「はい。」
え、予約…?
佐「えへへ、実は予約してたんだな〜。イエイ♪」
佐江ちゃんは私に笑顔を向けながらピースした。
私たちは席に座り、食事を始めた。
しばらくして…
佐「あぁ〜美味しかった〜♪」
私たちは食事を済ませた。
由紀「うん、美味しかった〜♪でも…メニューに金額とか書いてなかったけど、大丈夫かなぁ…。」
佐「大丈夫だってば♪」
大丈夫って…
そんなにお金持ってきてないよ…
私はお会計を済ませようと店員さんを呼ぶことにした。
由紀「すいませーん。」
店員「はい、どういたしましたか?」
由紀「あの、お会計をお願いします…。」
店員「あ、会計ならもうお済みですよ。」
由紀「え…?」
佐「イエ〜イ♪」
佐江ちゃんがいつの間にかお会計を済ませてくれていた。
それから私たちは外へ出た。
佐「フンフフンフンフンフンフ〜ン♪」
佐江ちゃんは鼻歌を歌いながら歩いていた。
由紀「佐、佐江ちゃん…さっきのレストラン代だけどいくらだった?半分出すよ。」
佐「まぁ、いいからいいから♪」
由紀「いや、よくないよ。結構高そうなお店だったし…。」
佐「う〜ん…じゃあ次の記念日はりんちゃんが出してよ。」
由紀「記念日…?」
佐「うん。」
由紀「…今日って、何かあったっけ?」
佐「え〜、覚えてないの?今日は、りんちゃんの誕生日♪」
あ…
忘れてた。
今日私の誕生日なんだった。
由紀「…今思い出した。今日私の誕生日だって。」
佐「お!思い出してくれた?じゃあ、佐江の誕生日はりんちゃんにごちそうしてもらおっかなぁ〜。」
私の為にごちそうしてくれたんだね。
佐江ちゃん、
本当にありがとう。
だから私は…
由紀「…明日じゃなくていいの?」
佐「え…?」
由紀「私は明日でもいいよ♪」
佐「マジで!?もちろん佐江もOKに決まってんじゃん!やった〜♪ねえねえ、なに食べに連れてってくれんの?」
由紀「う〜ん…明日のお楽しみ♪」
佐「うん、分かった!じゃあ、ケーキ買ってこっか♪」
由紀「うん♪私ショートケーキ♪」
その後、私たちはケーキを買って佐江ちゃんの家に行きました♪
ケーキを食べた後は愛し合いました♪
ケーキを食べた後だったからキスの味は甘かったなぁ♪
fin