さえゆき小説
□ひまわりの花言葉
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秋葉原高校2年生の生徒の1人、佐江(宮澤佐江)は学校に登校している途中だった。
友人の優子(大島優子)、みいちゃん(峯岸みなみ)と一緒に。
峯「それで陽菜がさ〜…」
佐「…ホントに〜?そういや今日の1時間目って何だっけ?」
優「…ん?」
優子は誰かが立っていることに気づいた。
優「佐江、いいの…?」
佐「え?」
佐江たちの目の前にいたのは…
?「あ、佐江ちゃーん♪」
ゆきりん(柏木由紀)だった。
同じく高校2年生であり、佐江の恋人である。
交際はゆきりんの方から申し込んだ。
優「いいな〜、佐江は♪」
峯「私も恋人欲しいよ〜。」
佐「…ごめん、りんちゃん。さっきみんなと会っちゃってさ…だから優子たちと学校行くよ。」
由紀「えー。」
佐「だから謝ってんじゃん!…じゃあね。」
由紀「…。」
ゆきりんは落ち込んでしまった…
佐「それでさー…」
2人は付き合い始めて1年経っていた。
佐江はゆきりんのことを段々本気で好きになっていったのだが…
その気持ちもここのところ今一つだった…
最近は今日のように、友人との付き合いを優先してしまっていた…
決して飽きたわけではないのだが、時々訳もなく佐江はゆきりんのことが疎ましくなり、邪険に振る舞っていた。
でも、そんな時佐江はいつも後悔していた…
そして佐江たちは学校に着き、教室で話をしていた。
優「あのさぁ、佐江。」
佐「うん?」
優「…こんな調子でいいの?ゆきりんのこと。」
佐「…。」
峯「いつか嫌われちゃうよ。」
佐「…うん。」
優「あのねぇ、佐江。あたしたちは今後のためを思って言ってるんだよ。ゆきりんのこと、もっと大事にしなきゃ。」
佐「…そうだね。このままじゃよくないや。」
峯「とりあえず、今日の昼休みにでも話の方をしてみたら?」
佐「…うん、そうするよ。」
佐江は昼休みにゆっくりゆきりんと会話をすることにした。
つづく