さやみる小説

□誕生日サプライズ(さや姉)
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あたしは山本彩。



今日は7月14日。



7月14日といえばあたしの誕生日。





今日はみるきーと一緒に外でバーベキューをやることに…



なるはずだったんやけど…





彩「ごめんな、みるきー…」





せやけど今日は、生憎の大雨で外でのバーベキューは中心せざるを得なくなってしまったんや…





んで、代わりにみるきーの家でホットプレートを使って肉や野菜を焼いて食べることに。





美「何で彩ちゃんが謝るん?」

彩「無理もないやろ…あたしが降らせてもうたからなぁ…雨…」





そう…



あたし、極度の雨女やねん…



今回のこともあたしのせいに決まっとんねん…





美「あはは♪そういや彩ちゃん、雨女やったな〜♪せやけど、こうして焼いて食べるなんてこと、どこでもできるから別に私は構へんで♪」

彩「そう言われてもなぁ…まぁそう言うてくれるだけでも少しはありがたいけどな。」

美「それにな…私は彩ちゃんがいるだけで十分幸せやで♪」

彩「アホ///んな一言いらんねん…///」





と言いつつ、実は内心では嬉しかったり…///





美「彩ちゃん、ホンマ素直やないなぁ〜♪今日くらい、素直になろうや♪」

彩「う〜ん…ほな、今日はそういうことにしといたるか///」

美「うんうん♪それでええ♪…おっ、ええ感じに焼けてきたな〜♪」





肉と野菜がええ感じに焼けてきたのであたしたちは食べることに。




美「お肉は私が食べたげるからナスよろしくな♪」

彩「あぁ、悪いな。」





ちなみにあたしは野菜全般が好きで、肉は苦手や。



みるきーはナスが苦手なため、あたしが全部食べることに。





彩「ふぃ〜、腹膨れたな〜。」

美「ホンマやなぁ〜♪おかげで眠気が…」

彩「おいおい、あたしいんのに寝る気かぁ〜…?」

美「もう眠いねん…ほな、お休みぃ〜…」





そう言うと、みるきーは人前でホンマに寝てもうた…




彩「ホンマかい…まぁええか。てかあたしも眠くなってきてもうたわ…」





あたしも睡魔に襲われ、眠りに就くことに…





数時間後…





彩「ん…?」





あたしは眠りから目を覚ました。



んで、あたしは今…





彩「…!?///」





なぜかみるきーの膝の上に頭を乗っけて寝ててもうてて…///





まぁいわゆる膝枕っちゅうやつや///



てか何でみるきーに膝枕してもらっとるん…?///





美「あっ、彩ちゃん♪目覚ました?」

彩「…なぁみるきー。何であたし、膝枕してもらっとるん…?///」

美「それはなぁ…私の膝枕が彩ちゃんの誕生日プレゼントだからや♪」

彩「は、はぁ!?///」





膝枕が誕生日プレゼント!?





んなもん聞いたことないわ!///





美「せやから…彩ちゃんのこと、満腹にさせて眠くさせることを考えたんや♪ちなみに私が寝たフリしたんは彩ちゃんのことをより一層眠くさせようと思うたからやで♪」

彩「寝たフリやったんか!?…この策士め///」





とか言うてみるけど、実は嬉しかったり…?///





美「じゃあもうやめる?今やめたら今日はもうおしまいやで〜?」

彩「…もうええわ///もうしばらくこのまま借りたる///」





誕生日に膝枕か…





まぁたまにはこうやってゆっくり過ごすってのもええかもな///





〜fin〜

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