さえれな小説
□クリスマスの夜(さえれな)
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〜佐江side〜
ガチャ。
佐「ただいまー。」
今年もついにやってきたクリスマス。
佐江はいつものように仕事を終え、奥さんと子供2人と一緒に暮らしている我が家に帰ってきた。
すると…
珠「パパおかえり♪」
由紀「お父しゃん、おかえりなしゃい♡ギュウ〜♡」
我が家の長女であるりんちゃんと次女の珠理奈が迎えに来てくれた。
りんちゃんに関しては佐江に抱きついてきた。
りんちゃんは6歳で珠理奈は5歳である。
自分で言うのも何だけど、りんちゃんはパパ大好きっ子であって…
つまり、佐江はりんちゃんにすっごく好かれているのである♪
玲「佐江ちゃん、お仕事お疲れさま♪」
そして…
今迎えに来てくれたのが佐江の奥さんである玲奈。
今でも好きという気持ちに嘘はありません///
由紀「お父しゃん、抱っこ〜♡」
佐「はいはい♪よっと♪」
佐江はりんちゃんを抱っこし、りんちゃんは佐江の頬にキスをしてくれた。
佐「ありがとう♪りんちゃん♪パパすっごい幸せだ〜♪大好きだ〜♪」
由紀「わたちも〜♡お父しゃんだ〜いちゅき〜♡」
玲「由紀ちゃんがいれば仕事の疲れも飛んでっちゃうね♪佐江ちゃん♪」
佐「うん♪パパめっちゃ元気出たよ♪」
珠「お姉ちゃんばっかずるい〜!パパ〜、あたちも抱っこ〜♪」
佐「は〜い♪待ってて♪」
佐江は珠理奈のことも抱っこし、うらやましそうに見つめている玲奈の視線に気づいた。
佐「玲奈、来ていいよ♪」
玲「え?でも…」
佐「パパがみ〜んなのこと抱いちゃうぞ〜♪」
玲「う、うん///」
玲奈は恥ずかしがりながら佐江に抱きついてきた。
そんな玲奈の頬にキスをした。
珠「ヒュ〜♪パパとママラブラブ〜♪」
玲「も、もう!///珠理奈ったら///…さぁ、みんなでお食事にしましょう♪」
佐江は玲奈たちへのプレゼントを手に取り、部屋の中に入り、みんなで食事を済ませることにした。
1つだけ補足。
珠理奈はママである玲奈大好きっ子なのである。
パパじゃないのか…(涙)
〜玲奈side〜
お父さんである佐江ちゃんが帰ってきて、私たちは家族で食事を始めた。
勢いよく骨付き肉にがっつく佐江ちゃん。
嬉しそうにフルーツを頬張る由紀ちゃん。
遊びながらフライドポテトを食べる珠理奈。
佐「やっぱ肉最高だな♪」
由紀「フルーツい〜っぱい♪」
珠「美味し〜い♪」
これだけ喜んで食べてもらえると作った甲斐があるものね♪
由紀「お父しゃん、あ〜ん♡」
佐「あ〜ん♪」
うふふっ♪
佐江ちゃん、由紀ちゃんにポテトあ〜んしてもらってる♪
由紀「おいちい?」
佐「うん♪りんちゃんの愛情がたっぷり入っているから最高だよ♪」
由紀「お父しゃんのためにわたちの愛情たっぷり入れたの〜♡」
世のお父さんたちにとって由紀ちゃんみたいな娘は最高に可愛いんだろうな♪
珠「ポテトを指と指の間にはしゃめて…できた!鬼のちゅめ!」
玲「こら、珠理奈♪食べ物で遊ばないの♪」
珠「えへへ♪ごめんなしゃ〜い♪」
珠理奈は素直にポテトを食べて、私に抱きついてきた。
珠「ママ〜♪抱いて〜♪お姉ちゃんがパパに甘えるみたいにあたち、ママに甘える〜♪」
玲「は〜い♪」
珠理奈ったら♪
もう♪
可愛いなぁ♡
食事を終えて片付けを済ませ、由紀ちゃんは佐江ちゃんに抱きつきながら眠っていて、珠理奈は私の胸の中で眠りに就いていた。
由紀「ん〜…お父しゃん…」
由紀ちゃんったら、夢の中で佐江ちゃんと何してるんだろ♪
本当にお父さん大好きっ子なんだから♪
佐「そろそろベッドまで運んであげよっか。」
玲「うん、私は珠理奈を運んでくね。」
佐「あっ、珠理奈へのプレゼントよろしくね♪」
私は佐江ちゃんからプレゼントを受け取り、珠理奈をベッドの上に寝かせ、近くにプレゼントを置いといた。
佐「りんちゃんの方もプレゼントオッケーだよ♪後は玲奈のプレゼントっと…」
佐江ちゃんは私のプレゼントを用意しようとしたけど…
玲「…佐江ちゃん、私の欲しいのはね…」
私が話を進め、佐江ちゃんは動きを止めた。
佐「…ん?何だい?」
玲「…3人目。」
佐「3人目…?」
3人目ってのはもちろん…
玲「…赤ちゃん///」
佐「…じゃあさ、久しぶりに子作りする?///」
玲「うん///」
私は佐江ちゃんに抱きつき、お互いにキスを交わした。
佐「玲奈、愛してるよ///」
玲「私も、佐江ちゃんのこと、愛してるよ///」
今年のクリスマス、私は大好きな家族と一緒に過ごし、大好きな旦那さんと子作りに励みました///
〜fin〜