ゆいゆき小説

□何年たっても変わらぬ想い
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むかしむかし、ある所に、仲良しな3人の女の子がいた。





?「由依〜、りんちゃ〜ん♪今日は何して遊ぶ〜?」





仲良しな3人の女の子とは、ゆいはん(横山由依)、ゆきりん(柏木由紀)、佐江(宮澤佐江)のことである。



彼女たちは友達関係であり、幼なじみでもある。



3人はみんな5歳で、京都に住んでいる。





由紀「私はねぇ、お人形さんで遊びたいなぁ♪」

由依「あたしは公園で遊びたい!」

佐「よしっ♪佐江の家でゲームしようぜぇ〜♪」

由依「ちょ待てや!?何で聞いたん!?」

由紀「わ〜い♪」

由依「由紀ちゃん、それでええんかい!」





3人は佐江の家に着き…





佐「よ〜っし♪太鼓の達人やろうぜ〜♪」

由紀「やったぁ〜♪」

由依「あぁ〜…なるほど。由紀ちゃん、太鼓の達人好きやもんね。それならゲームで納得したのも分かるわ。」





ゆきりんは太鼓の達人が好きなのである。





こういう感じで3人は仲良く過ごしていた。



これからも3人で仲良く過ごしていくんだろうと3人とも思っていた。



だがある日…








佐「由依…りんちゃん…佐江、パパのお仕事の都合で千葉県ってとこに引っ越さなくちゃいけなくなっちゃったんだ…」

由依・由紀「え…?」





ゆいはんたちが6歳の頃、佐江は京都から千葉へと引っ越すことになったのである…





由紀「千葉県って、どこなの…?」

佐「分かんないけど…すっごく遠い所だって言ってた…」

由依「もう…会えへんの…?」

佐「そんなこと…そんなこと、ない、よ…ただ、いつものように会えなくなってしまうだけだよ…」

由紀「やだやだ!そんなのやだ!佐江ちゃんと会えなくなるなんてやだ!」





ゆきりんは泣きながら佐江に抱きついた。





由依「あたしも嫌や!どうして…どうしてなん…?佐江ちゃん…!」





ゆいはんもゆきりんに続き、泣きながら佐江に抱きついた。





佐「ごめんね…本当に、ごめんね…!」

由依「行かないで…行かないでや…!」

由紀「ずっと…ずっと、一緒にいてよ…!」

佐「佐江も…そうしたいよ…!だけど…もう、どうすることもできないんだよ…!」





泣きながら佐江に抱きついてきた2人を佐江は泣きながら抱きしめ、しばらくの間、3人はただただ泣き合っていた…



つづく
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