ゆいゆき小説
□誕生日サプライズ(ゆいはん)
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あたしは横山由依。
今日は12月8日。
12月8日といえばあたしの誕生日。
今あたしはきりんさんと一緒に温泉旅館へ向かっていた。
誕生日ということで疲れを癒そうってことできりんさんが1泊2日で予約をしてくれていた。
その旅館の露天風呂なんか大評判みたいや。
由紀「楽しみだね、温泉♪」
由依「そうですね〜♪」
由紀「もうすぐ着くはず…」
由依「…あれやないですか?」
あたしは例の旅館らしき建物を見つけた。
由紀「…うん、着いた♪」
由依「わぁ〜♪思ってた以上に大きい旅館ですね〜♪」
由紀「ほんとだ〜♪よし、早く行こ♪」
あたしときりんさんは旅館の中に入り、受付で予約の確認を済ませ、早速温泉に入ることにした。
由依「…あの〜…きりんさん…」
由紀「どうしたの?」
温泉に入ろうとしたとこで、あたしはあることに気づいてもうた。
由依「…一緒に入るんですか?///」
そう。
きりんさんと一緒に温泉に入ることに気づいてもうた///
由紀「もちろんでしょ♪ほら、早く行こ♪」
あたしはきりんさんに手を引っ張られながら一緒に温泉に入ることになってもうた///
由紀「気持ちいいね〜♪」
由依「そ、そうですね…///はい…///」
あたしはきりんさんに背を向けながら温泉に浸かってた。
向き合いながら温泉に浸かるのを恥ずかしく感じてもうて…///
裸見られるのとか…///
てか、きりんさんスタイルよすぎてHな雰囲気が…///
由紀「…ねえ、由依ちゃん。」
由依「は、はい///な、何でしょう…?///」
由紀「…こっち向いてよ。」
由依「え…///」
きりんさんは『こっち向いてよ。』と言うた後、あたしは強引に正面を向かされてもうた。
由紀「ねえ、どうしてこっち向いてくれないの…?」
由依「あ、えっと…///その…///恥ずかしくなってもうたんで…///」
由紀「別に恥ずかしがることないでしょ。もう、顔赤くなっちゃって♪可愛いな♪」
由依「そんなこと言われましても…///」
由紀「…あっ、そうだ♪来て♪背中流してあげる♪」
由依「えっ!?///あっ!?えぇっ!?///」
あたしはきりんさんに手を引っ張られ、今度は背中を洗ってもらうことになった。
由紀「どう?気持ちいい?」
由依「あっ、はい///とても…///」
由紀「良かった♪もう少しゆっくりしてから温泉街を回ったりしてみようね♪」
あたしたちはしばらくの間、温泉を満喫し、温泉街をぶらついたりして夜を迎えた。
由紀「お腹すいたね〜。」
由依「はい♪ここの和食楽しみですね♪」
由紀「もうすぐ食べられるね♪」
少しして…
和食を従業員の方が用意してくれてあたしたちはご飯をいただくことにした。
由紀「由依ちゃん、はい♪あ〜ん♡」
きりんさんはお刺身をお箸で掴んどる状態であたしにあ〜んするよう求めてきおった。
由依「じ、自分で食べれますって…///」
由紀「もう、照れちゃって♪ほら、お口開けて♪」
由依「…1回だけですよ///」
由紀「分かればよろしい♪それじゃあ、あ〜ん♡」
あたしはきりんさんにあ〜んしてもらいながらお刺身を食べた。
由紀「…よし♪次は茶碗蒸し♪あ〜んして♪」
由依「1回だけって言うたやないですか///」
由紀「いいから♪自分に素直になりなさい♪」
由依「…もう2回お願いします///」
由紀「欲張りさんだね♪素直でよろしい♪はい、あ〜ん♡」
こうしてあたしたちは食事を楽しく終えることができた。
由依「あぁ〜♪ごちそうさま〜♪」
由紀「美味しかったね♪でも…誕生日はやっぱりケーキの方が良かったよね…?」
由依「何言うとるんですか。あたしはこうして旅館でごちそうをいただいて、わざわざ予約までしてくれたきりんさんと一緒におるだけでホンマ嬉しいですよ♪」
由紀「ありがとう♪そう言ってくれて嬉しい♪でも…それじゃ私の気が済まないの…」
由依「え…?」
そう言うた後、きりんさんは浴衣を緩め、脱ごうとした。
由依「ちょ!?だ、だめです〜!///」
あたしは必死で止めようとしはったけど、時既に遅し。
黒い下着が半分ほど見えてもうてる…///
由紀「…ケーキの代わりに私ってのは…だめかな?///」
由依「…それ本気で言うとるんですか?///」
由紀「うん///」
由依「…覚悟、しといてくださいね///」
この後は…
言わんでも想像つくと思うので言わんといておきます///
きりんさん、嬉し恥ずかしの誕生日をホンマありがとうございます///
〜fin〜