あつゆう小説
□二重人格(あっちゃんsaidのみ)
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優「あっちゃ〜ん♪」
敦「…ふん。」
ハァ…
まただ…
またやってしまう…
何であたしってこんなツンデレなんだろ…?
優子に呼ばれて目が合った瞬間、あたしはすぐに目を反らし、興味なさそうに優子のことを無視。
恋って面倒だなぁ…
いつだったか優子と1回キスしたことあったけど、それから優子はもっとキスをせがんでくる。
正直、馴れ馴れしいんだよなぁ…
けど本当はそんな優子のことさえ好きなあたしもおかしい。
だってあたし、ツンデレなんだもん。
優「またそんな冷たい目をする〜(笑)あっちゃ〜ん、あたし悲しいよ〜(泣)」
敦「あんましつこくしてこなきゃそんな風にしないから。とりあえずあっち行って。」
優「…へ〜い。」
諦めたみたい。
優子はガッカリしながらあたしの元から離れて行った。
こう見えてもあたしたちは付き合ってる。
けどさっきも言った通り、あたしは基本素直になれない。
こんな彼女のことをよく優子は嫌いにならないよなぁ…
あたしはいつもそう思う。
だけどね、あたしだっていつまでまこんなんじゃ疲れるのよ。
だからたまには…
敦「優子…」
ある日、あたしは優子と一緒に自宅の部屋でゆっくり過ごしていた。
優「どうしたの〜?」
敦「うん、ちょっとね…その…///」
優「…肩、貸すよ♪」
敦「…うん///」
優子にべったりくっついてやることもあるんだ。
優子には見透かされてたみたいだけど。
優「…あっちゃんってさ、普段から可愛いけど、たまにもっと可愛くなるよね♪(笑)」
敦「るさい///」
こんな面倒なやつでよかったら、これからも二重人格のあたしを好きでい続けてね?///
〜fin〜