あつゆう小説

□あなただけは無理なの(優子saidのみ)
1ページ/1ページ

あたし、大島優子は今、恋人であるあっちゃんの家にいた。



けどあっちゃん…





敦「もうすぐたかみなもコンプリートできる…」





恋人のあたしがいるにも関わらず、ゲームばっかしてるんだ。



しかもそのゲーム、『AKB1/149恋愛総選挙』であって、ゲーム画面にはたかみなが映ってたんだ。



…ケッ!



たかみななんてさっさと振っちゃえばいいんだ!(怒)



プンプン!(怒)





優「あっちゃん、たかみななんてさっさと振ってあたしに構ってよ〜。」

敦「振ったらコンプリートできないよ。キスすればたかみなもコンプリートっと…」





高『高橋みなみは〜、あなたのことが〜…好きです。』





敦「△ボタンポチっと。」





あぁぁ〜!?



何ということだぁ〜!?



よりによって恋人であるあたしの前でたかみなとキスするって選択肢を選ぶとは!



けしからん!





高『あ〜ん…チュッ♡』





敦「…たかみなにしちゃあ可愛いじゃん。」





か、可愛い…



それをあたしの前で言うんじゃね〜!(怒)





優「ねえあっちゃ〜ん、あたしに構ってってば〜。」

敦「はいはい、まぁちょうどいいや。これで優子以外全部コンプリートしたから。」

優「…え?あたし以外…?」





どういうこと…?



まさか、あたしだけプレイしてないの…?



するとあっちゃんはあることを言い出した。





敦「しょうがないじゃん。だって、優子だけは振れないんだもん。…あなただけは、無理なの。」

優「え…?」





振れないって…



あっちゃん、何気に嬉しいこと言ってくれたぞ〜♪





敦「何よ?振ってほしい?」

優「ヤダヤダヤダ!せめてあたしの前でだけはやめて!(泣)」

敦「冗談に決まってんじゃん。…ほら、こっちおいで。」

優「うん♪」





この後、あたしはあっちゃんに構ってもらいまくり、いつの間にかあたしもあっちゃんもゲームのことは忘れていたとさ。





〜fin〜

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ