ちんぱる小説
□ぱるる、苦手な海に挑戦！
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私は島崎遥香。
今日は板野さんと一緒にデートをしていて、
私たちは海にいた。
友「よ〜し、海に着いたぞ〜♪」
板野さんはすごくテンションが上がっているみたいだった。
友「よし、ぱるちゃん早く着替えよ♪友、水着仕込んできたんだ〜♪」
ぱ「あ、はい…」
この時、
私は板野さんにある隠し事をしていた。
実は…
私、
海…
いや、
水が苦手なのである。
だから泳ぎに行くの反対だったんだけど板野さんの嬉しそうに話している姿を見たら断れなくなってしまったのである…
そういうわけで、私のテンションは低いのである…
しばらくして、
私たちは水着に着替え終えた。
友「おぉ〜！ぱるちゃんの水着可愛い〜♪」
ぱ「あ、ありがとうございます…///板野さんも、素敵です///」
友「ふふっ♪ありがと〜♪よし、行こう♪」
板野さんは私の手を掴み、私は海まで連れて行かれた。
友「よ〜し！入ろう！」
ぱ「きゃっ！」
友「…きゃ？」
あ…
しまった…
もうばれちゃった…
海苦手なの…
友「…もしかして、水苦手なの？」
ぱ「…はい。」
友「ええっ！？言ってくれればよかったのに〜。」
ぱ「ご、ごめんなさい…板野さんが嬉しそうにしてるの見てたら言いづらくなってしまったんです…」
友「そうだったんだ…ごめんね…」
ぱ「いえ、私の方こそごめんなさい…」
友「うーん…じゃあさ、責任取らせて？」
ぱ「責任？」
友「友が泳ぎを教えてあげる！友にしっかり掴まってて！」
ぱ「え？でも…」
友「大丈夫♪行こう♪」
私は板野さんと一緒に海に入った。
足首より上まで入ったところで怖くなってきた。
ぱ「い、板野さん…」
板野さんに掴まる力をより一層強くした。
友「うん、大丈夫。よし、この辺で練習しよう。しっかり掴まっててね。」
ぱ「はい、お願いします…」
私は板野さんに手を引っ張ってもらいながらバタ足で泳いだ。
ぱ「うわっぷ！」
友「うんうん、その調子！頑張って！」
こういう感じで私は板野さんにサポートしてもらいながら泳ぎの練習をした。
友「よく頑張ったね♪今回はこの辺にしよっか。」
ぱ「ありがとうございます…///板野さんのおかげで頑張れました///」
友「ふふっ、そう言ってもらえると嬉しいよ♪」
ぱ「あ、あの…今度また、板野さんと一緒に海行きたいんですけど…」
友「え！？それ本当に言ってるの！？」
ぱ「教わりながらでよければ、ですけど…だめですか？」
友「うん、いいよ！だめなわけないじゃん！嬉しい♪」
私自身驚いた。
まさか自分から一緒に行きたいって言うなんて。
でも、
板野さんとなら本当に行きたいと思ったし、最後まで私に付き添ってくれると思った。
帰り、
私は板野さんと一緒に電車で家に帰っている最中だった。
ぱ「う…ん〜…」
私は今、すごい眠気に襲われていた。
友「寝てていいよ。すごく体力使ったからね。着いたら起こしてあげるから。」
ぱ「はい…お休みなさ〜い…」
板野さんのお言葉に甘えて寝ることにした。
私はいつの間にか板野さんの肩の上に顔を乗せていて、
そんな私の肩を板野さんはそっと抱いてくれた。
板野さんの優しさを感じながら私はしばらく眠りについてました♪
fin