ちんぱる小説
□ぱるる、頑張るる!
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私は板野友美。
今日はぱるちゃんと夜にお食事デートをするはずだったんだけど…
友「…えっ!?38.8℃!?」
そう、
友は熱風邪をひいてしまった…
熱だけじゃない。
頭もガンガン痛む。
友「これじゃあ無理だぁ…しょうがない、ぱるちゃんに事情を話そう…」
友は携帯を取り出し、ぱるちゃんに電話を掛けることにした。
プルルル。
ぱ「はい。もしもし?」
友「あ、ぱるちゃん?ごめん…今日熱風邪ひいちゃってさ…夜のお食事デート無理っぽい…」
ぱ「あ、いえ、今日は無理せずゆっくり休んでください。」
友「うん、ありがとう…そうするね…じゃあね…」
ぱ「あ、はい、では。」
友は電話を切り、携帯を近くに置いた。
友「とにかく、もう寝よう…」
友は何をするにも気力がないので寝ることにした。
早い段階で眠りについた。
しばらくして…
友は誰かにおでこを触られている感じがして目を覚ました。
友「ん…」
目を開けると、そこにはぱるちゃんがいた。
友「…あれ、ぱるちゃん?どうしたの?」
ぱ「えっと…お見舞いに来ました。勝手に上がり込んじゃってすいません…。」
ぱるちゃんがわざわざお見舞いに来てくれたのが嬉しくて、友はぱるちゃんの頭をなでることにした。
友「ううん、ありがとう。友、嬉しいよ。そういえばその食材は?」
ぱ「今日、私がご飯作ろうと思うんです。ポカリは由依が買ってくれました。」
友「本当に?ありがとう。後で由依にもお礼を言わないとね。じゃあ…お願いしていい?」
ぱ「はい♪」
ぱるちゃんは早速ご飯を作るのに取り掛かってくれた。
友はご飯ができるまで待っていることにした。
ぱ「はい♪出来ました〜♪」
友「お、ありがとう♪美味しそ〜♪じゃあ早速…」
友・ぱ「いただきます♪」
友とぱるちゃんは手を合わせながらいただきますと言い、ご飯を食べた。
友「美味しい〜♪ぱるちゃん、料理上手だねぇ〜♪おかゆは食べやすいし、お鍋の味付はちょうどいいし♪」
ぱ「えへへ…///」
ぱるちゃんが作ってくれたご飯は本当に美味しかった。
ぱるちゃんの照れっぷりはいつ見ても可愛い♪
ぱるちゃんが今日ずっと友の側に居たいと言ったので家に泊める事にした。
友「ぱるちゃん、本当にいいの?風邪移しちゃうかもしれないよ?」
ぱ「大丈夫です。その時は由依に移しますので♪」
友「そっか。じゃあ、お休み〜…。」
ぱ「お休みなさい。」
その日、友はぱるちゃんと一緒に寝た。
翌日
ぱるちゃんの携帯に着信が入ってきた。
その音で友とぱるちゃんは目を覚ました。
ぱるちゃんは電話に出た。
友の風邪はすっかり治っていた。
ぱ「もしもし?」
由依「あ〜、ぱるるか?板野さんはどうなったん?」
電話の相手は由依だった。
ぱ「板野さん。体調はどうですか?」
友「うん、友はもう大丈夫だよ〜♪」
ぱ「…大丈夫だって。」
由依「そうか、それはよかったわあ。でも…実はなあ、あたし…風邪ひいてしもうたんや…」
ぱ「え!?」
嘘!?友、まさか由依に風邪を…
ぱ「…板野さん、由依が風邪をひいてしまったみたいです。」
友「…由依、ごめんね…。」
ぱ「でも、板野さんの体調が良くなって本当によかった♪」
うん、
ぱるちゃん、
昨日は本当にありがとう♪
おかげで体調はすっかり良くなったよ♪
ずっと側に居てくれてありがとう♪
由依「あたしはようないわ〜!」
fin