ちんぱる小説
□バレンタインデー
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私は島崎遥香。
秋葉原高校の生徒の1人で今は高校1年生。
今日は2月14日、2月14日といえばバレンタインデー。
バレンタインデーということで私が憧れている板野友美さんにチョコを渡そうと思っています。そのためにお友達の横山由依と相談しながらチョコを選び、「好きです。」と書いた手紙を渡そうと思っているのですが、いざそうしようと思うと緊張してしまい…
由「もうすぐやな。」
ぱ「ど、どうしよう…私、やっぱり渡すのやめようかな…。」
由「ちょ!?ここまできてそれはあかんよ!?」
ぱ「で、でも…」
由「大丈夫、きっとうまくいくで。あ、来た!」
その時、板野さんが歩っている所を見つけた。
ぱ「私、やっぱり行ってくる!」
由「うん、頑張ってな〜。」
私は勇気を持って板野さんに声をかけた。
ぱ「あ、あの…板野さん!」
友「あ、ぱるちゃん!」
ぱ「良かったら、これ、受け取って下さい!」
私は板野さんに手紙付きのチョコを渡した。
友「ありがとう!友、ぱるちゃんから貰えたらなって思っていたからすごく嬉しい!」
板野さんは本当に嬉しそうだった。
友「後でゆっくり食べさせてもらうね。」
ぱ「はい、ありがとうございます!では私はこれで。」
友「うん、ぱるちゃん、まったね〜。」
私は、その後由依の所に戻りながら板野さんから返事をもらっていないことに気づきましたが、あの嬉しそうな顔を見れただけで…
今、私はとても幸せです!
fin