Something
□秘密のキス
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名無し『チャンミン…』
ヌナは笑って言う。
名無し『女が全員チャンミンに堕ちるなんてないからね。』
ヌナが俺の目を見ながら言う。予想外の返答に今度は俺の視線が揺れる。言葉を返せないで居ると名無しヌナは言葉を紡ぐ。
名無し『チャンミンは怖いのよね。アイドルとしてたくさんの目がある中で注目を浴びて24時間ずっと監視されているような世の中が。』
チャンミン『…………。』
否定出来ない自分がいる。
名無し『女性だって言い寄ってくる。だけどチャンミンは1人に決められない。』
チャンミン『それは、』
名無し『だって、自分から立ち去られる姿を見たくないんでしょ?あなたのヒョンたちの時みたいに…』
全て見通しているかのような目線。
チャンミン『なら名無しヌナはそんな俺の前から消えませんよね?』
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