Something
□暗闇の音
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それは人に見せるような行為ではない。素肌と素肌が触れ、なまめかしく動いて女の鳴く声や水音。私は見てはいけないと視線を外そうとしたら男と目があった。ニヤリと笑った男はさらに腰を振り出している。いつもの彼じゃなくて、オスの姿を見せられた気がして私は廊下の先の出口に向かおうとしたら後少しのところで玄関近くの部屋に手を掴まれ連れ込まれた。
名無し『きゃっ!』
?『どこに行くの、名無しヌナ?』
見ればそれはチャンミン。
名無し『え、チャンミン…』
チャンミン『名無しヌナ、驚き過ぎですよ。ここは俺たちの宿舎なんだから、居るのは当たり前だろ?』
私がチャンミンを見たら隣からより一層大きな音が聞こえる。
チャンミン『あぁ、ヌナ見たよね?』
私はチャンミンの質問に固まり、言葉が出ない。
チャンミン『ユノも激しいから、声まる聞こえだよなぁー』
チャンミンはニヤリと笑いながら私を部屋の中のベッドに誘導して座らせた。
チャンミン『名無しヌナもしますか?』
私の視界にチャンミンが広がった。
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