LUCE
□スカウト
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「ライトさんがそう言うなら、お邪魔しようかな」
「チッ!」
あ!今マスター舌打ちしたよ!?
「ちょっとマスター!失礼でしょ」
「あーもう!行くぞ楽屋!」
そう言ってマスターは歩き出した。
「あ!ちょっと待って!」
急いでマスターを追いかけようとしたけど、沢山の花束やらなんやらに足止めをくらう。
「うー…こんなに沢山いらないんだよなぁ」
「手伝うよ」
「あ、ありがとうございます!」
私の荷物を持ち、ニコッと笑ったHIROさん。
あぁ、なんでいい人!
マスターも見習って欲しいよ!
そんな事を思いながら、私はHIROさんと一緒に楽屋に向かった。