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□テロテロテロリズム 後編
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では、ここからは敵戦力の配置の確認をしなければならない
場所がわかっておらずがむしゃらにツッコムのは余程腕に自信のあるものしかできない技だ
残念ながら自分にそこまでの能力は持ち合わせていない
まぁ、なにも考えていないヤツなら突っ込んでいくだろうが・・・生憎とまだ自分の体は惜しい
(ここは高いところにいくか・・・
屋上なら三分もあれば十分か)
階段を二段飛ばしでかけあがっていく
そして、屋上への扉を開けて下を見下げる
「うっわ、なんか・・・だいぶと居るくね?」
見たところざっと人数は500は居るようだ
どこからこんなにも人数がというのに驚くか
それとも暇だなと呆れるべきなのか
『ハヤト、雄也・・・聞こえるか?』
『おう、聞こえてるよ警察のダチが手錠の数が足りないって喚いてらぁww』
「足りないって・・・縄が体育倉庫にあるからそれで縛ったら?
あと、今俺は屋上」
『縄か・・・いいねぇ伝えとくよ♪亀甲縛りでもしてやろうかな』
『・・・・・・ハヤト、何か違和感はないか?』
違和感といっても、今までこの学校をくまなく見たことはなかった
だが、少し違和感というよりも怪しいのがあった
「・・・なぁ、宅急便のでっかいトラックが6台あるんだけどさ、あのなかに人間を入れるってのはさすがにないよねぇ〜」
と言っている矢先にトラックのコンテナから人が武装した人間が10人ほどでてきた
あぁ、やってしまったーー本当にあのなかに人を収容するとは考えてはみたが実際にする奴等がいるとは思わなかった
「あ〜・・・前言撤回、トラックを取り押さえれる?
あの中に人めっさ居るわ」
すぐに警察がトラック6台を囲み、人を次々と逮捕していった
『お手柄だ。ほかになにかあるか?』
ほかにと言われてもなにもなかった
だが、関係ないと思っていたが一つずっと引っかかっていた