08/26の日記

01:29
夏の終わりに
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夏も、とうとう幕引きの時期に入って参りました。仙霞は明日・・・というより本日より本業に戻るということで、憂鬱極まりないようですが。

かくいう私も、夏の終わりはどこか寂しさを感じます。
蝉の声が薄らぎ、日差しが弱まり、影は段々と長くなる。鮮明な輝きを放つ季節は、哀愁漂う秋へと移り変わる。

皆様は、夏の終わりをどう感じられるのでしょうか。



では、短詩を一つ。



黄金の日差しは赤い夕焼けと変わり
鮮烈な緑は紅纏う黄金と変わる

眩しいほどの情熱は
静かな憂いを帯びる

旅路を恐れぬ君の眼差しに
一欠片の影が宿る

舞い降りる深き季節の奥の奥へ
君は沈み 君は溶けゆく







題を付けるならば・・・

「秋へ行く君に」







夏の日差しで眩んだ瞳は、また別の景色を写し出します。
皆様の夏の終わり、そして来る秋に、変わらぬ和やかな幸福が訪れますよう。















龍泉

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