小十郎×佐助

□甘くて幸せな話
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目の前が明るい。
瞼を通して入ってくる光に佐助は目を覚ました。
今何時だ?
携帯を探そうとしたが、身動きがとれない。
腕と一緒に背後から体を抱き締められている。
あ、そうだった。
昨日から片倉さんと暮らし始めたんだった。

出会って1年。
付き合って6ヶ月目の時に一緒に暮らさないかと言われた。
佐助もまさかそんなことを言われるとは思ってもみなかったので、最初はどうしようかと焦ってしまった。
しかし、やはり小十郎のことは好きだし、ずっと一緒に居れるなら…そう思いOKをした。
そこからあれよあれよという間に話が進み、一緒にマンションに住むことになったのだ。
昨日荷物を運び、一緒に夕飯を作って食べて…新しい部屋で朝を迎えたわけだ。
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