あいの詩


□T:逢の詩
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【君を想う】



君を 想う


木漏れ日の煌めきの中

草の匂いの風の中

照りつける太陽の下

どしゃ降りの雨の中

雨上がりの虹の下

煌々たる満月の夜

漆黒のビロードの夜


君を想う


無関心の雑踏の中

淋しさが襲う黄昏時

小さな幸せに浸る時



どんな時も

君を想う



我が心には

君が住まう


窮屈で面映ゆい

幸福感



君を想う

ただそれだけで

生きている
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