魂導く灯の偽物



「あ、鬼火に丁なんだから“鬼灯”てのは?」

『鬼灯は、ダメです。」

「どうして?」

『私じゃない、ここにいるはずだった人の名前なのです。
 だから私は鬼灯にはなれない。」

「んー…と、あ。
 じゃあ女の子の鬼ってことで鬼百合ってのは?
 流石にそう何人もダブった名前無いでしょ!」





【鬼灯成り代わり♀小説】
【白澤寄り白澤落ち】
解説必読

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