破れた羽根を癒せるのなら

□あなたのことが好きなのに(さしみな)
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えっと、えっと、さ、指原です!ただいま、たかみなさんと二人きりの楽屋です。
え、なんでAKB48の総監督高橋みなみさんと二人きりかって?それは恋チュンのセンターですよ私!某番組のバラエティーに呼ばれましてですね…
って、こんなことはどうでもいいんです!
たかみなさんと二人きりとか、心臓足りません!
そんな、メンバーなのにどうしたって思うかもしれませんが、指原はたかみなさん、いえ、みなみちゃんのことが好きなのです。
そんなたかみなみちゃんはお昼寝中です。

「みなみちゃん…かわいい…」

ってあー!声に出ちゃった…
みなみちゃんは相変わらずお休み中です。よかった〜
"プルルルル、プルルルル、プルルルル!"

みなみちゃんの携帯が鳴ってる。だれっ?



「うわっ!私か!鳴ってるの!『あ、もしもし?なんだ〜、敦子かぁ。あ、ごめんごめん(;'∀')いやいやいや、これから仕事。うん、そう。バラエティー。うん。食べてるよ。』」

相手は前田さんか…、卒業してもちょくちょく連絡とってるようで・・・。正直、一番電話してきてほしくない人にされてしまった。

"コンコン"

だれだろ?もう準備?
「はーい?」
「あ、指原さん。あ、高橋さんもいますね。早いですね〜。まだ、30分以上もあります。すみません(-_-;)あ、これ差し入れです。」
「あ、ありがとうございます!」
「では、失礼しましたぁ。」

番組スタッフさんがケーキを持ってきてくれました!うれしすぎます。
「たかみ…」
まだ、前田さんと話してました…

『今日は厳しいわー。明日もね、こんどは撮影あるから。うん、ごめん。ひとまず、折り返しまた電話するわ!ごめんな〜、うん、ありがとー。おう、じゃあ。』

やっと終わった。指原さみしかったです。


「指原、ごめんな〜。あ、もう行くの?」
「いえ、大丈夫です。あと、30分くらいは時間あるそうです。あ、ケーキいただきました!」
「うお!まじか!!」
「たかみなさん食べましょ!」
「ケーキ!ケーキ!食べる、食べるぅ!」

や、やば!ケーキでテンション上がるみなみちゃんかわいいです。

「やばいやん!ひとつが大きいやん!」
「そうですね!あれ、フォークが一つしか入ってない…」
「あぁ、ならいいよ。指原使いな。」
「え、たかみなさんどうするんですか?」
「いいよ。そんままかぶりつく!」
「いやいやいや、たかみなさん使ってくださいよ!むしろ、持ってきますよ。」
「いいって、いいって。」

そういって、みなみちゃんはケーキを手にもってかぶりついた。申し訳ないが、せっかくみなみちゃんがいいって言ってくれたので使わせていただきます。
かぶりついているみなみちゃんが小さい女の子みたいでかわいい。小さいけど

はい、ケーキおいしいです。


ただ問題は、前田さんもみなみちゃんもお互いのことが好きなのはわかります。でもみなみちゃんは前田さんと同じ好きなのか、メンバーとして好きなのか…指原はそんな問題にぶつかっています。



「指原、ケーキおいしかったねー!」
「ですね〜。」

みなみちゃんがいるからよりしあわせです。
って、みなみちゃん、お口の周りいっぱいついてますよ!

「たかみなさん、口の周りたくさんついてます。」
「まじか!ふきます、ふきます。」

そういって口の周りをふいたが、一部ついたままだ。

「たかみなさん、まだついてます。右側。」
「え、ここ?」
「いえ、もっと上です。」
「ここ?」
「もうちょっと左です。」
「とれた?」
「いえ、とれてません。わたしがふきます!目、つぶっててください。」
「お、おう……?」

そういって、わたしはみなみちゃんに近づいた。もう、おさえきれません!
"ぺろっ"

「え、え、え、え!?///」
「指原、たかみなさん、いえ、みなみちゃんのことが好きなんです!もうおさえられません!」

我慢できなくなった指原は、みなみちゃんに抱き付き、背中から手を入れた。

「ひやぁ!まって!指原!え!?そっちはダメぇ!///」
「なんでですか?」
「いや、なんでって…恥ずかしいやんか…///」
「やばい///かわいい。襲っちゃっていいですか?」
「おい…人の話を・・・」

『高橋さーん、指原さーん、お願いしまーす!』
ドアの向こうの通路からスタッフの声が聞こえた。なんてタイミングが悪い…
この間にみなみちゃんは指原の元から離れ、衣装を直していた。

「ほ、ほら。指原。始まるから行くぞ///」

みなみちゃんは先に行こうとしましたが、
「続きは後で♡次は逃がしませんよ。」



っと指原が言ったとき、みなみちゃんの耳まで真っ赤だったのは…うふ。かわいかったです。








番組撮影終了後、その後をどうしたかはみなさんのご想像にお任せしますね♡


fin

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