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「ごめんねセドル、遅れた!」

『マルッ!』


なっ…何あれ美しーッ!!!えっ?あれも美食會!?美しっ、世も末っ!


『アレ?顔色悪イネ?』

「はは、ちょっと臭いとこ入っちゃって…」

「っでぇっ!!?」


見とれてたらGTロボのコアにくくりつけてた触覚が切られた。嘘だろ、俺の髪が、しかも的確に切ってきやがった、こいつ見えてんのか!?

つーか来るタイミングも美しっ!ヘアパンチの直後ってのは出遅れ感あるけどなかなか映える!!!でも痛ぇ!!!!


「にしても…先越されたかな」

『ミタイダネ。』

「いや、でもさっきスター様入っていったから大丈夫かな?」

『エ、来テンノ?』

「うんロボ。」


ちらり、と美しいのが俺を見る。警戒した顔は、ロボの方が言った通りに色が悪い。

そしてまた、眉間に皺を寄せる。


「…」

『マル?』

「っ!あちゃ、入ったばっかりなのに吐き出されちゃう。」

『エ』

「あ?―ッ!」


急激な風と様々な猛獣。それが不意で、掴まることも出来ずに俺たちは吐き出された。


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「セドル大丈夫?」

『マルハ?』

「大丈夫。」

『ン、オイラモ大丈夫。』


…さて、どうする。相手はおそらく格上、外に出てココが居たとはいえ俺もココも手負い。

つかこんな美しいのに攻撃するなんて!俺には…っ!!!


「んー、取り敢えず既に疲れきってるのが二人か…力半分くらいで倒せるかもだけど、肝心のお肉が無きゃ戦う必要もないし…」

『ジュエルミート出テクルマデ待トッカ。』

「ん、そうしよう。」


人が臨戦態勢だと言うのに一人と一機はそこに腰を下ろしてあのキショイ目玉を見始めた。

ココに視線を向けるとココはもっと混乱しているらしく頭を抱えている。

…このままでも埒があかねーな、と思って攻撃の様子もねーしこっちはこっちで体力回復させてもらうことにした。













美しいお前は


(一体何者なんだ、それだけがすげ気になる)

(サニー、よく食べてられるな…)

(目の前に敵が居んだ、体力は回復しといて越したことなくね?)

(…もっともだけど…)













夢主とセドルがらぶらぶしかしてない件について



2013/10/11

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