少女は捕食者が苦手
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※生理ネタ
「…しまった」
考えてなかった。確かに現実逃避なら無いとか思ってたわけじゃないけれど。
というか、忘れてたに近い。
「…血祭りが始まってしまった…。」
現在地トイレ。動けないぞこれは。死活問題だ。まさか一週間ここで過ごすことにはしたくない。
たらりと冷や汗が頬を伝う。誰を呼ぼう。今知り合った中で女性はいない!!
やばいやばい。伊織死亡のお知らせ。ここにずっと居なければならないとなると飢えもしくは貧血で死ぬ。
頼りになるのは…うん、グリンパーチ様なんだけど。正直こんな姿見せたくないしなんだこのシチュエーションは。わけがわからないよ？
さあどうする働け脳ミソ。そろそろご飯を運んでくるぞ今日はどなたが来るんでしょうかね!!
「伊織？」
「っ、」
…はい、期待を裏切らないグリンパーチ様。有難うございます。伊織はここです。でも出来れば来ないで。いや、やっぱり来、ううん!!もうどうしたらいいんだ!!
「あ？起きては…いるなァ。」
じゃあ。なんて声が聞こえて足音がこちらに近付いてくる。なんですその反応は。センサーでもついてるんですか。じゃあって何ですか!!
足音が扉の前で止まる。ノックされる。やめてください笑いますよ。ノックしないで声かけて。
「伊織？」
「くっ、あ、はっ、はい」
「どした、腹壊したかァ〜？ヒッヒッヒ」
まぁそんなもんっちゃそんなもんです。笑わないでグリンパーチ様、お腹痛くなってきたから。
「…あの…」
「ん？」
すごく緊張する。どころじゃない。ああ恥ずかしい。しかし来てくれたんだし言わないとどうにもならない、私は死にたくない。
こんなときに声が出ない!!おかしい!!頑張れよ伊織!!命かかってんだよ!!
「…せっ、生理になりました!!」
「…あ？」
…何で声を張ったんだばかもの…。
ついでに生理痛もひどいです
(薬と？え？)
(ナプキンです…)
(おォ、じゃ、そこでじっとしとけよォ〜？(セドルのせいで伊織怒られたって最近聞くしセドルに行かせとくか))
内容が下品だ、すみません、
2013/12/22