有益に利用したい
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よほど充電効いたのか、この場合充電が長持ちと言えばいいのか。ここ一ヶ月はマルと会わずに集中してルート探しに取り組んでる。
中々見付からなくて全然進んでないのが実態だケド。
残り…ほぼ一ヶ月くらいかな。うわ、間に合うのかよオイラ。
間に合うのかって言うか間に合わせなきゃだよなー、なんて思いながらまた潮の流れに突っ込んでそれに身を任せる。
『マァソウ簡単ニャ行カネェカ。』
数秒流された後、ぽいっと放り出され…て、アレ?
『…ウワ、言ッタソバカラハネーヨ。』
目の前に広がるは古めの町並み。建ち並ぶ家々と、それを繋ぐ道と…。教会みたいなのもある。
何故か太陽が光をここに落としてるらしくて、すごくきらきらして見える。綺麗だ。
それから白い。家も道も教会も…建物だけじゃなくて地面から白い。海の中だしはっきりとは識別出来ないケド…白いと思う。
しばらく目的も忘れて見惚れる。
ふと、道の先に大きな建物を発見。ゴシック様式の教会っぽいケド、道という道から繋がってるし、中央にあるっぽいし…アレが、まさか、城?
…まずはアレを目指してみよう。敵とか…は、居なさそうかな。オイラだって入るの苦労したし。
『ユックリ探索ト行キマスカ。』
ここからが正念場、ってのが実際かな。とっとと見付け出して帰らなきゃ。
思い出したら会いたい
(早く見付けて早く帰ろう。マルが心配だもん。)
その上暇だろうしね。
2013/11/25