コミュニティ不振

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覚醒。ゆっくりと起き上がり、三分ほど停止。ぼんやりと宙を見て、そろそろと動き出す。

寝間着から着替えて自室を後にする。


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昨夜の徹夜組は多かったようだ。机上に山積みになった報告書と下書き報告メモに小さな溜め息をする。

直後に欠伸。これのどれほどまでしたら、朝飯を食べようか。三分の一でいいか。

とりあえず一番上に手を伸ばした。


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レイカの朝は早い。昨晩の徹夜組の報告書を仕上げてから朝飯にするためだ。

オイラは立ち合ったことは無い。オイラが朝飯を食べている間にやってきて食べてどこかへいくらしい。らしい、と言うのはオイラが見たわけでは無いからだ。

少ない食事で最大限働く、それがレイカだ。だからオイラより後に来ても食べ終わるのは先だ。

無駄なく動く方法も知ってる。だからこそ、皆が揃って宝の持ち腐れだと言った。

確かにそろそろ働かせてあげてもいいかもしれない。けれど、それはオイラの仕事が減ることを示す。

働きたいワケではない。仕事が減ると趣味の時間も比例して減るから、それが嫌なのだ。

そして聞くに、レイカは強いらしいではないか。…あ、でもいいこと考え付いたぞ。


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夜中に届いていたのが多かったのか、徹夜組がへばっている。

朝も綺麗に迎えられねーのかよ、なんて舌打ちをした。


「支部長!」

「んだよ」

「ノッキングが甘かったのか、でかいのが暴れだしまして…!」


二度目の舌打ち。朝からなんなんだよ。様子見に来ただけなんだぜオレは。まだ朝飯食っちゃいないんだぜオレは。

寝起きにノッキングかよ。

イライラしながらもわかった行くと返事をして、今度は大きな溜め息が出た。

なんというか、どうしてこんなに不定期なんだ、第6支部は。

まぁあの目玉フェチのせいにしておこう。今度会議があったら文句言ってやろ。

さて、行くか。













仕事状況も振るわない


(ね、レイカ、一緒に仕事行かない?)

(報告書はどうなさるのです)

(帰ってきてから書いてもらうよ。)

(…)

((あっ眉間がぴくってした))

(…構いませんよ。何時です?)

((おっ)明日はどう?)

(わかりました)

((やった、これで目玉集め放題だ!!オイラあったまイイ!!))













良くはないな←



2014/01/17

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