短編

□嫉妬しちゃう
1ページ/1ページ

宮澤佐江×柏木由紀
学パロ
________________________________


私、柏木由紀は学園1人気な宮澤佐江ちゃんと付き合ってます。


でもね。
「さえちゃん」

「んー、ともーみどうした?」

「とも、さえちゃんのこと好きなのー」

「ありがとーう」

ナデナデ


なーんてね。
もう朝から何人目なの?
さえちゃんは誰が好きなの。


きっと、さえちゃんは誰か他の人が好きなんだね。
始めからわかってた。
そんなの、わかってたはずなのに
今頬を伝うこれは何なのだろう?


いきなり声を掛けられた。


「りんちゃん

どうして



泣いてるの?」


さえちゃんは涙を拭ってくれた。


ああ、頬を伝う何かは涙だったんだね。
しらなかったよ。


私どうして泣いてるの?


わからない。

「さえちゃんは

どうして


私と付き合ってるの?」

「りんちゃんが好きだから」

「嘘だ、そんなの嘘に決まってる」


好きって言われて喜んでたじゃん
頭撫でてたじゃん

全部

全部見てたんだよ。

わたし。


「嘘じゃない」


えっ、そんなはずない。

わがままな私に付き合ってくれてただけ。
きっと、そうだ。


「だっ、んんっ」

私が言葉を発する前に口を塞がれた。


「りんちゃん

佐江がいつりんちゃん以外を好きって言った

りんちゃん以外とキスした



りんちゃんが好きだから


好きだから


だから りんちゃん以外には

好きって言ったり

キスしたりしてないんだよ」


「頭撫でてた」


「あれは、佐江のこと好きになってくれてありがとうって意味


もしかして、りんちゃん妬いてた?」


「そんなわけ//」

「妬いてたんだー
うれしいなー


りんちゃん大好きだよ」


「わたしも大好き//」



END

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ