銀さちの部屋。
□1話*
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キーンコーンカーンコーン。
と、チャイムが鳴る。
1時間目は国語の授業だ。
銀八は“めんどくせぇ ・・・”と言いながらスリッパをペタペタとしながら歩いて3zの教室に向かう。
銀八の目の前にさっちゃんらしき人が見えたので銀八は“猿飛。”と声を掛ける。
するとさっちゃんは銀八の方へ振り向いた。
「先生・・・。」
「お前なにやってるんだ??遅刻だぞ。」
「・・・分かってます・・・。」
「・・・・??」
銀八はいつものさっちゃんじゃないと思い首を傾げた。
「じゃあ、私行きますので。」
「え、あ、嗚呼。」
さっちゃんは銀八の前から去っていった。