長編

□真由と恭也
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僕たちが付き合ってから半年がたった。
付き合ってヤって後はさよならだった僕からしたらあり得ないことだ。まぁ、仕方のないことかな?真由はまだ男の人が苦手みたいだし。

今日は真由の家にお邪魔してる。真由が誘って来る事には驚いたけど、僕は素直に嬉しかった。
「真〜由」
「きゃあっ!恭也君っ!びっくりするじゃないの〜!」
「最近急に抱きついても平気みたいだね。」
「うん。恭也君が毎日抱きついてくるんだもん。いちいち反応してたらきりないよ。」
「それもそうだね。でも、僕が毎日真由に抱きつくのは、僕が真由のこと大好きだからだよ。」
また、真っ赤になっちゃって。
「かわいいなぁもう!」
「だからぁっ!もうっ!…私も…大好き…だよ…?」
「…反則だよ?それ。」
「何が?」
「…なぁ、そんなに俺の理性飛ばしたいのか?真由?」
「…恭也君…?」
「分かってるのか?これでも俺はお前を襲わないようにしてんだけど?」
「えーっと…恭也君…?その口調は…?」
「ん?何か言った?」
ケンカの時の話し方がつい出ちゃった。
「…」
「ごめんね?恐がらせちゃったかな?」
「私より偉そうにしてんじゃないわよ。」
「へ?」
「下等生物のくせに偉そうにすんなってんの、一回で分かれこのクズが」
あ〜…どエスモードにはいったかな…?
「真由?」
「私の事は、真由さまか妃殿下と呼びなさい。まぁ、お前みたいなのに名前を呼ばれたくないけどね。」
逆らいたくない。…あぁ、服従したい、屈伏したい。ゾクゾク…する。
「分かりました。真由さま。」
「ふふっ。跪きなさい。そして私に服従の意を示しなさい。」
僕は跪き、彼女の望むままの言葉を言った。
「我が麗しき女王こと真由さま。私はその命を持ちて貴女様に一生側で仕えましょう。…すべては貴女の望むままに。」
「私の為ならなんでもする?」
「貴女の仰ることなら如何様にも。」
…興奮してきた。なんでもいい。早く…早く
「じゃあ、服を全てここで脱いで、自慰して?」
「はい。」
僕は素直に服を全て脱いだ。
「もうガチガチじゃない、しかも、べっとべとにして…」
もっと罵って欲しい。もっと恥ずかしいことしたい。「早くしなさい。見ててあげるから。」
「っは…ありがとうございます…。」
僕はもうガチガチになっているソレを握りしめこすった。真由さまが見てると思うと、五、六回こすったら射精してしまった。
「もうイッたの?」
「は…っ…すみません…」真由さまの呆れたような言い方につい謝ってしまった。
「そうね…来なさい。」
「はい…。」
真由さまは僕のソレの裏にローターを着けた。そして、紐で根元を縛った。ローターの強さは弱
「はい…出来たわ。それで楽しんでなさい。」
「あっ…く…苦しっ」
真由さまはにこにこしながら準備をし、僕はほっとかれた。
「アッ…イッ…イキたい…イカせて…イカせてください!」
「イケるわよ。空イキ。はじめてはつらいかもしれないわね。」
「アッ…アッーー!」
僕はイッたのに出せないそのつらさに悶えた。そしてそのイケないつらさがまた、快感を呼ぶ。根元をきつく縛る紐にすら感じるほどに。僕は気が狂いかけた。
「はい。準備出来たわ。」
真由さまがこっちをみた瞬間、僕は空で激しくイッた。
「可愛いイキ顔ね。」
真由さまはローターを止めながら褒めてくれた。
「あ…ありがとうございまひゅ…」
「さて…ブルーシートの上でお尻を出しなさい。」
「はい…。」
僕は次に何されるか予想がついた。
「さぁ、お腹の中を綺麗にしましょう。」
その言葉と共に後ろの穴に冷たい物があたり、液体が入ってきた。
「ちょっとつらいかもしれないけど我慢してね。」
「あ…っ…」
もう入らないと思った所で冷たい物が離れ、栓をされた。目からは、生理的な涙が流れた。
「そのまましばらく待っててね。」
しばらくしたら、ゴロゴロ鳴り始めた。
「も…無理…きついよ…真由さまぁ…」
「もう少しの辛抱よ。」
真由さまの優しい言葉に励まされ、我慢した。そしてとうとう…。
「そろそろ頃合いね。栓を抜くわよ。」
栓が抜かれたとたん、今まで我慢してたものを出した。
「はっ…はっ…」
「良くできました。」
真由さまに頭を撫でられた。
「ほぐした方がいいわね…。固そう」
真由さまが何か呟いていて何を言ったか考えようとした所で、真由さまの細い指が後ろの穴に入ってきた。
「やっぱり固いわね…。きちんとほぐさないと…。」「やっ…なんかへんっ…」
「力抜いて。その方が痛くないから。」
真由さまの指が僕の中を動き回る。指がある一点に触れた時、例えようのない快感が走り抜けた。
「アッ」
「ここがいいのね。」
真由さまはそこを重点的に責めてきた。僕は逃がせない快感にのたうちまわった。
「あんまり動くと怪我するわよ?」
「でも…でもっ…」
「じゃあ、一回射精しましょうか。」
僕は何度も頷いた。
「じゃあほどくわよ。」
紐がほどかれて大きな快感の波が僕を襲った。真由さまが切っていたローターのスイッチを入れた。いきなり強で。
「アッ…アッーーッ!」
僕から射精た白い精液が僕の体に降りかかった。涙とよだれ、そして精液でぐちゃぐちゃになった僕に唇が触れるだけのキスをした。
「だめっ…汚い…からっ」
「汚くないわ。だってあなただもの…。大好き。」
「ッ」
「またイッたの?」
「ふぁ…ごめんなさい…。」
「さて…続きをしましょうか。」
そう言って真由さまもう一度ソレを縛り、指を動かした。
「アッ…そこばっかりヤだ…。」
「だいぶほぐれてきたわね…二本目はいるかしら?」
そうして、時間がどれくらいたったのか、終わりは急に訪れた。いきなり指が抜かれた。
「あッ」
僕は寂しげに鳴いてしまった。
「うん、いい感じにほぐれたわ。」
真由さまは僕から離れ何かをごそごそしていた。
「まず、目を隠すわね。」
目に何かを巻かれて何も見えなくなった。
「さて…細目だし、入るわよね、ちゃんとほぐしたし。」
「え…?」
「いくわよ。力抜いておきなさい。」
「あっ…何か…入ってくる…っ」
そして…
「じゃあ、スタート!」
「あっ…アッー!…」
真由さまの掛け声と共に入ってる物が振動した。
「アッ!アッ!」
「もっと悶えなさい。私を楽しませて…?」
「真由さまッ真由さまぁ!」
「もっといい声で啼いて?」
「アッアッ…イッ…イくっ…んあーっ」
真由さまは確実に僕を圧倒的な力で屈服させた。
「もう…そんな可愛い声聞かされたら…もっと虐めたくなるじゃない。」
そして真由さまは僕のソレを握ってこすった。
「ダメッ…イくっ!!」
「何回でもいきなさい。

僕らは日が暮れるまでずっとしていた。僕はしばらく腰がたたなかったけど。
「だ…大丈夫?恭也君。ごめんね。無理させちゃった。」
「大丈夫…。ある意味僕の望みだったから。」
「…また、悦んでもらえるように色々準備しておくね。」
「うわぁ。怖い。なにされるんだろ?」
僕は笑いながら言った。正直、準備しておくって言われたとき、ぞくぞくして勃っちゃったんだよね。真由は気づいてないみたいだけど。
「帰れる?」
「…真由がキスしてくれたら。治るかもね。」
「…うぅ…」
ちゅっ
「これで…いい?」
真っ赤だ可愛い。でも…
「そっちじゃないなぁ。」
「ちゃんと口にしたよ?」
「違う違う。ディープのほう。」
「…そんな…恥ずかしい…。」
「してくれなかったら僕、いつまでたっても帰れないなぁ」
「…すれば…いいの…?」
「うん。」
たまには僕にも主導権くれてもいいでしょ?
「…ん…んぅ…」
真由の柔らかい唇が僕に触れ、おずおずと舌をいれてきた。僕はその舌を絡めとりお互いの口腔をむさぼった。いつまでそうしていたか。しばらくして僕らは離れた。
「ん…ぷぁっ…。」
やっぱり息が荒くなってる。
「うん、元気になった」
体もだけど下もね。
「良かった…。」
あれっ?真由の口元に唾液が…。ぬぐっとこ。
「んっ…。…?」
「口元汚れてた。…色っぽい声聞こえたけど?」
「うるさい!元気になったなら早く帰って。」
からかい過ぎたかな。
「ごめんね。許して?」
「…うん…。恭也君大好き…。」
「僕もだよ。大好き。」
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