僕は君に恋をする
□第五話
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それは突然の出来事だった
いつものように学校に行くと
「おはよう!」
いつもは私が挨拶してもいないものとして扱われていたけど
今日はなんだか様子がおかしかった
私を見ながらヒソヒソしながら
無関心だったクラスメイトが私を睨んでいた
「なんだろ…」
席に着くと
「あれ?菊の花だ」
花瓶に飾られている菊の花
「おはよう芦屋さん…それ」
「おはようございます…!!」
「なんだそれは」
机の上には白と黒の縞模様のテーブルクロスが敷かれていた
「わぁぁ、上等なテーブルクロス!」
ズルっ!!
三人は何故かこける
「芦屋さん」
「見て見て、すごく上等な布だわ…しかも綺麗な菊の花!」
菊の花は好きなんだよね!
それにいいテーブルクロス
少し小さいから私のお弁当包みに使おうと!
でもおかしなことはことはそれだけじゃなかった
「次は移動教室、移動教室♪」
教科書とノートと筆記用具を用意していたら
「あれ?なにこれ」
机の中から写真が出て来た
「なんだこれは!」
「芦屋さんの写真がバラバラに」
私の写真が入っていた
でも何故かバラバラだった
「すごい!私のジグソーパズルだ!」
「「「……」」」
休み時間に涼香ちゃんと一緒にしよう!!