それゆけ!陰陽師!
□それゆけ!陰陽師!5
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その日。
黒子は休日にも関わらず、
誠凛高校での、
バスケの練習に来ていた。
体育館では、バスケ部の仲間達が自分の練習メニューをこなして行くのが見え、
黒子も汗だくになりながらも、
練習に集中していた。
だが…
今日は調子が悪いのか、
朝から度々耳鳴りと頭痛があった。
無理をするなと先輩や仲間達が言うので、
黒子はカントクに頼んで、
ちまちまと休憩を多く挟むようにしながらも、
練習を続けていた。
痛む頭を抱えながら、
黒子は大きくため息をつく。
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