ぐっともーにんぐ!

□ぐっともーにんぐ!6話
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ぱちりっ!





ちゅんちゅんと窓の外から聞こえてくる雀さん達の声が聞こえる中、
カーテンの隙間から差し込む朝日がオーロラみたいになって、部屋をキラキラと照らしてくる。



ちらりと枕元に置いてあるめざまし時計を見ると、


午前6時を指していた。


ごそごそとまだ暖かい布団からできるだけ静かに這い出て、
ふるりと朝特有の寒さに体を震わせる。


ちらり。


とまだ兄弟達が寝ている布団を見て、今日も気持ちよさそうに寝てるなぁーっ!とクスクスと笑い、
おっとそれどころじゃなかったと慌てて着替えと歯磨き、
そしてぴょこんとついた寝癖を直す為によく眠っている兄弟達を起こさないように、
抜足…差し足、で十四松は、一階を目指すことにした。






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