ぐっともーにんぐ!

□ぐっともーにんぐ!2話
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ふわふわと。


それでいてなんとも形容しがたい浮遊感に身を任せ。




時にはもがき苦しむような圧迫感に襲われる。




ぐらぐらと不安定なバランスボールの上にいるような感覚。




だが、それは




「ぐっともーにんぐ!直樹!」




その陽だまりのような暖かな一声で。






俺の事を深い深い暗闇の中から、



摘み上げてくれるのだ。






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