妄想たち

□Try say love
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「チャニョラってさ、彼女いんの?」

突然の質問にしてはあまりの衝撃的内容で、ライトも落とし、眠る準備に入っていたチャニョルはぱっちりと目が開いた。

「何、急に・・」


「や、普通にさ。いんのかなーとか思って。言いたくなかったら別にいいよ」

チャニョルは動揺しすぎて同じ部屋の右側のベットを見れずに恐る恐る返答を返していた。

「・・興味あんの?」
「興味ある? んーないっていったら嘘になるけどさ。でもその聞き方どうよ?」

とベッキョンはケラケラと笑いながら布団をかぶり直した。

「だからどうなの?俺に興味あんの?」

恐らくわくわくした好奇心の目でこっちを見てるのだろう。
なんだか面倒な事に火をつけてしまったなと後悔しながら観念して初めて同室のチャニョルの目を見た。

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