chihayahuru_BL
□Vol.1
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イラついてた。
仲間だった千早は綿谷の肩を持つし、その綿谷はかるたでは
一枚も取らせないと豪語したする。
なぜ、こんなにもあいつに…
綿谷に対して感情が尖っているのか、自分でも理解できていない。
それが一番、イラつく。
―負の連鎖だ。
かるた大会であいつが初戦を華々しく飾った後、コーラを振って渡してやった。
その時はただ、意地悪をしてあいつの困った顔を見たかっただけだった。
…だけだったのに。
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