Black&White
□願い
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心の中にあるのは…
小さな光りに似た…
ある少女の面影で……
手を伸ばした…
それは……
離したくなくて…
そういう気持ちで…
やっと引き寄せられたんだ…
「愛してる」とか「好きだ」とか気の利いた事なんて言えない…
だからこそ……静かに彼女の唇に自分の唇を重ねて……
行動で現したかったのかも知れない…
「すまない…セレーナ…」
『謝らなくて良いです…私…今…嬉しいんですから。』
甘く甘く…
何処までも甘いこの時間は…
尽きる事なき願いとなる。
END