Black＆White
□呼び方
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「ｾﾚｰﾅ」
『なんですかﾘｶﾙﾄﾞさん。』
「次の街での話しなんだか…」
「着いたら宿の確保と…その後に食材等の……ｾﾚｰﾅ？…聞いているか？…ｾﾚｰﾅ。」
『………。』
「ｾﾚｰﾅ…何故そんな怒っているんだ？」
『怒ってません』
「怒っているだろう…」
『……何故ﾘｶﾙﾄﾞさんは名前で呼んでくれないのですか？』
「…………は？」
『私は確かにｾﾚｰﾅと言いますが…ｱﾝｼﾞｭって呼ばれたいんです。』
「………」
『言ってくれないのですか？』
「…ｱ…ｱﾝ……ｱﾝｼﾞｭ…///」
『はい。…ふふ…』
「…なんだ……」
『うれしいんです。』
「………そうか…」
顔を赤らめるﾘｶﾙﾄﾞを嬉しそうに笑うｱﾝｼﾞｭ。
『もう１回呼んで下さい。』
「……ｱﾝｼﾞ『ﾘｶﾙﾄﾞさん』
「？！」
名前を最後まで言う前にｱﾝｼﾞｭがﾘｶﾙﾄﾞにうれしそうに抱き着く。
『そう呼んで下さいね♪』
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