short

□Re:
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静かな空間の中にパチン、と携帯の閉じる音がした。

それは紛れもなく、さっきまでメールをしていた彼の携帯から鳴った音。




(同じ空間にいるのに、同じ空気を吸っているのにね)




たいした内容でもないただのメールのはずなのに、なんだか特別な感じがして。

にやける頬を必死で押さえて保護する。




彼に目を向けると、机に伏せて眠っているようだった。

そんな彼を一瞥してから、放課後の楽しみを励みに、授業に集中することにした








(ねえ一護、隠してるのかもしれないけど耳が赤いの見えてるよ)
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