short

□間接キス
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「名前さん、任務スか?」

「うん、今から綱手さまの所に行くところ」

「へぇ」

「じゃ、これあげる」

「それ、飲みかけ…スよね」

「要らなかったら捨てていいよ、あたし殆ど飲んでないから。
やっぱりブラックは苦手みたい」




じゃあねと手を降ってから背を向け歩き出す。

シカマルはあれどうするのかな、なんて考えたら自然と口角があがってしまった。

間接キスを狙って渡しただなんて彼はちっとも思っていないのだろうけど




「名前さん、」

「ん?」

「コレ、頂きます」

「ふふ…どうぞ」

「任務頑張って下さい」

「ありがとう」




シカマルの控えめに笑った顔を見て、任務を頑張ろうと、生きて帰ろう思えた単純なあたし。

生きて帰ってきたら、間接キスの続きも、なんてね
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