LOVE ME
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「じゃあもう一人転入生を紹介するぞ!」
―――――――ピクッ
(この気配…虚……)
席に座った途端近くで虚の気配がした。
担当の死神がいる筈だし、こんな虚わざわざあたしが向かう必要もないかもしれないけれど、やっぱり気になってしまう
この判断をしたことによって犠牲者がでるのも困るし。
『…先生、ちょっとトイレ行ってきてもいいですか?』
「おーさっさと行ってきな!」
緩い先生で本当に助かった、なんて思いながら、ゆっくりと教室を出て、見えなくなったくらいで昇降口のほうに向かって走った
< ホロ゙ーウ、ホロ゙ーウ! >
「ぅおおおい!?」
「…どうしたの一護?」
「あーイヤ…ちょっとハラが…」
そういやこれ、音も聞こえねえんだっけ。
いきなり鳴ってやまない代行証に一護は、そう驚きながらも、転入生を探す越智さんの横から廊下に出る
「ってコラァ!!黒崎!!」
「便所っす!!」
「便所ってあんたね…ってうおおい!茶渡、井上まで!!」
「「便所っす!」」
「ウソつけえ!!!」
そのあとに教室を出た二人も能力者。
三人は虚の現れた向かった場所に向かって走っていった