ツンデレ姫と王子様
□「……12月25日………あっ!」
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………暇。
山「あぁーーー!暇っ!」
もーなんかさー、暇なんだよ。暇過ぎて疲れてきた。
ドンドン!
ガラガラ!
近「紫図琉ちゃん!」
山「きゃあぁあっ!?な、なんですか近藤さん!てか、いきなり入ってくんな!死ね!」
近「ちょ、酷くない!?何でそんな冷たいの!?あーーじゃなくて!ホラ、今日は何の日だ!?」
山「は?………え、何?」
近「え、分からないの?」
そう言われて、壁に飾ってあるカレンダーを見た。
山「……12月25日………あっ!」
近「そうだよ!!今日皆でクリスマスパーティーやるから、プレゼント用意しておいてね!!」
クリパするんだっ!
早くプレゼント買いに行かないとなぁ!
_______
山「何にしよう……?」
男でも使えるような物がいいよね。
つか、あたし以外男だし。
あ、酒にする?
…二十歳じゃないから買えないじゃんか。
……全然思いつかねぇ……
マフラーか?いやいや、渡すなら手作りじゃないとさ。
うーん……
銀「おーい、紫図琉ー。聞いてんのか?」
山「!?!?」
え、いつの間に居たの!?
銀「どーしたんだ?すっげェ悩んでたみてぇだけど?」
山「あ…銀時…。…聞きたいことがあります。」
銀「え、改まって何?」
あたしは銀時にクリパのことと、そのプレゼントについて相談した。
銀「ふーん…。
『プレゼントは…わ・た・し♥︎』これでいいだろ。」
山「は、はぁぁああぁっ!?///」
何言ってんのこいつ!!///
銀「銀さん、紫図琉ちゃんなら喜んで貰ってあげるよー♪」
山「んなぁッ!?///」
もー、こいつじゃ役に立たないっ!
山「こんのっ役立たずぅ!!//もう、いいっ!!」
プンプン怒りながらあたしは去った。
銀「何あいつ……一々可愛過ぎ。」
続く!!