BOOK 2

□続 めぐり逢い 裏 
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宴の席でお久保さんからついてくるよう囁かれ
私は素直に従い大久保さんの背中をみつめてついてきた


大久保さんは自室へ入っていく
それを追うようにして私も入り襖を閉める
緊張からか部屋に入るなりふーっと深呼吸した私


ふとあたりを見渡したけどお部屋に大久保さんの姿がなかった
大久保さん?と呼ぶけど返事はない
私は薄暗い部屋の中大久保さんを探す
少しだけ開いたお部屋からぼんやりと灯が漏れていた


誘われるようにその部屋に入るとそこには///・・・




着物を脱ぎ棄て全裸姿の大久保さんが立っていた
その姿に驚き身体中が火照った 


あの時///・・・
大久保さんが熱を出した時にみたあの締った身体が今目の前に///

艶やかな身体のラインがみえ思わず恥ずかしくなり俯いてしまう


大久保さんは私の腕をつかみ抱き寄せ下あごを上に向けさせて
私の裸をみるのは初めてではなかろう 
と優しく微笑みかける


・・っ・・おっ大久保さん///
あっあの時は・・・///
と言いかけると私の唇を塞ぐように口付けをした


その甘くとろけるような口付けはわずかに残る私の理性を吹き飛ばし
私の身体が女である事を意識させるに十分すぎる刺激だった


ふいに大久保さんの唇が離れ私を熱のこもった眼でみつめ唇を撫でる
大久保さん/// 
そんな眼で私を見ないで///そう心の中で呟くと 

香寿今宵どれだけ私がお前の事を愛しいと思っていたのか
その身体に思い知らせる よいな?
そう言うと再び私の口を塞ぐ


それは先程の口付けとは違い口の中でも上から目線の大久保さんのように
激しく時に優しく私の舌に大久保さんの舌が容赦なく絡まってくる
そんな口付けに朦朧とする私


同時に大久保さんに触れられている所が熱を帯びたように感じた

もっと大久保さんに触れてほしい 
もっと大久保さんに触れたい/// そう思った


口付けだけですでに一人で立っていられないような私に大久保さんが
香寿 お前の全てが見たいと耳元で囁いた


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