BOOK 1

□紅い月 3
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私がこの時代にきてもう二ヶ月が過ぎようとしていた


ここにきて私がいつもしている事は龍馬さん達のお食事のお世話と
皆さんと一緒に食事をしたりするお部屋や
私が使わせてもらっているお部屋
それから寺田屋の中庭の掃除それから皆さんの洗濯


といっても・・・  
その///洗濯物の中にはふっ褌とかっも入っていてて・・・その・・・
どう取り扱っていいのかわからないのと恥ずかしさがでてしまって・・・
できないから手拭いや頼まれれば着物をする程度の洗濯をしていた



今でもはじめて皆さんの褌を手にした時赤面したままフリーズした私を
皆さんにみられたあの時の事を思い出すと恥ずかしいね・・・。


最近は台所で食事のお手伝いもさせてもらっている
もともと料理は全くできないってわけではないから方法がわかれば
なんとか釜戸に火を熾すこともできるようになってきた


ごはんの炊きあがるにおい
釜戸で炊くとごはんってこんなにいい香りだったんだね


今までに感じた事のない事を知れる毎日
便利な生活よりも私・・・ここでの生活の方が好きかも


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