BOOK 2
□めぐり逢い 3
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薩摩藩邸 小松said
「伊集院くん君はあの女子の事どう思う?」
私は率直に医者である伊集院に尋ねてみた
伊集院は医者としての目線で
「大久保さぁの具合が悪い事に早く気づけた事が今回は良かったと考えもす。
それに気づけた香寿さぁはすごか。そん後の看病も的確じゃなかかと・・
あん女子はいまずい何をしていたでしょうか?」と答えた
『そうか医者からみても香寿さんは使えるということか・・・』
と頭の中で考えをめぐらしていると
「小松様・・・」と伊集院が真剣な表情で話しだす
「あん火傷について中村さぁに聴きました。
なんでん大久保さぁの身体を拭く時に使ったお湯で熱傷と・・・
先ほどそうは答えなかったけど・・・
小松様に知っていてほしかでお伝えしもした 」と私に伊集院は話してくれる
香寿さん貴女はいろいろと面白い女子だね
大久保さんもそう思っているのではないかな?
さてさて・・・
ではこれからも薩摩のために
これからの時代を乗り越えるために頑張ってもらおうかな
私は伊集院に聴かれないようにそっと一人呟いた