短編

□迷信
2ページ/3ページ


「沖田君、手よろしくね」

「了解でさぁ。旦那は旋毛よろしくでさぁ。」

「あぁ、任せとけ!」

「おい!止めろ!放せよ!」




土方は体を捻って、逃れようとしているが
変化はない。




「にじゅういーち、にじゅうにー、にじゅうさーん…」

「あともうちょっとでさぁ。」




なおも続く数字のカウント。
土方は唯一できる、抵抗をした。




「こんのぉ、どSコンビがぁぁぁぁぁあああ!!」




土方の叫び声だけが残った。




次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ