本2
□もう一つのエンド
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1,3V&1,4D&N
3V「ネロアン!!!!!!!!」
4D「どうした殿、柄にもなく焦っちゃって」
3V「黙れ髭。ネロアンはどこだ。」
黙れと言ってるのに喋らせるのが殿である。
4D「つれないねぇオニーチャン。…っておやぁ!!嬢ちゃんいい格好してるね!!!」
『ッ…!!!!!!!』
4D「…まさか殿…!!!!!!!!!」
3V「今すぐその口を閉じないと殺す」
一段と殺気がました。
1V「どうした殿。」
3V「ああ、ネロアン。名無しさんの服が無いのだがどうすればいいかと思ってな。」
4D「babyそれなら俺に相談してくれよ!!!!!!」
『絶対ヤダ!!!!』
4D「なんで!?」
『バージル達とレディとキャットが髭が一番危ないって。だから私今武器持ってる‼』
そう言うと名無しさんは青龍と朱雀をみせる。
4D「ほんとだ!オニーチャンなに吹き込んでんの!!!」
1V「当然だ!!!!」
1D「ただいまぁー」
大きな音がして初代とネロが大広間に来た。どうやら依頼が終わったらしい。
ネロ「名無しさんの服がなかったなと思ってな。買ってきたけど……なにしてんのお前ら。」
1D「あれ、そのパーカー、兄貴のだろ?」
ネロ「一歩遅かったか…」
3V「遅すぎだ…!!!」
『服見せてー』
4D「なぁーんか色気ねぇなぁ…」
髭がTシャツを持ち上げた。
1D「そういうと思ってな。…名無しさんちょっと着て見てくれ。」
『はーい』
おもむろにパーカーを脱ぎ出す。
ネロ「うわあああ!!!!」
3V「おい!!!!ここで着替えるな!!!!」
1V「あそこの部屋で着替えて来い」
バージルとネロが慌てた様子で名無しさんに言った。
心からがっかりしたかおをしている髭が名無しさんに手を延ばしたが、初代にリベリオンを突き立てられ、あえなく手をおろした。
『着替えたー』
着替え終わって初代たちの前に出てくる。
4D「…合格!!!!」
1D「よし!!!!」
『これお腹寒い。』
名無しさんが着ているのはへそだしの白いTシャツと、バージルが履いているような黒のズボンとがっしりとした膝までの黒のブーツだった。
『でもこれ動きやすい‼』
ネロ「アニキから連絡があってな。名無しさんの戦闘スタイルがバージルに似てるって言ってたんだ。」
1,3V「「俺にか?」」
ネロ「ああ。父さんとか、ズボンの裾が邪魔にならないようなの着てるなと思って。」
4D「できた息子だなぁ…」
1V「ちょっと感動した」
3V「…」
『なぁ見て見て!!!!』
上から名無しさんの声がした。見て見ると名無しさんが一対の刀にを携えていた。
キィィー!!!!
甲高い声が聞こえた。
ブラッドゴイルが群れをなして名無しさんに襲いかかろうとしている。
ネロ「まだ居たのかあいつ…」
もはやこの家ではゴキブリと同じようなものである。
名無しさんが一対の刀を片方を逆手に、もう片方は普通の持ち方で構える。ブラッドゴイルが勢いづけて名無しさんに襲いかかった。
4D「おいおい…大丈夫か?」
スティンガーのように柱から飛び出す、横に回転しながら抜刀した。
一陣の風が刃となりブラッドゴイルへ襲いかかる。先頭のゴイルが両断されたもののそのまま分裂してまた名無しさんに襲いかかる。
名無しさんは納刀した刀を次は両方を逆手の持ち方へ変えた。体の前でクロスされた腕を一気に抜き去った。抜けきれなかった鞘がゴイルめがけて飛んで行く。
鞘に怯んだ隙にまた刀をゴイルめがけて投げる。
次々と串刺しになって行くブラッドゴイルを悠々と見つつ、腰のホルスターの銃を抜いた。
連射型の青龍ではなく、着弾爆発型の朱雀を構える。
『Good night,kid』
弾が着弾すると同時に大きく爆発した。
爆風で刀と鞘が戻ってくるのを掴むと、ネロたちがいる地上へ降りた。
『いいなこれ‼動きやすいの!!ありがとう!』
ネロ「Oh…!!!!」
1D「行って…良かった…!!!!!」
名無しさんの眩しいほどの笑顔を見た二人は思わずガッツポーズをしていた。
ネロ「あと黒のジャケット買ってあるからな。」
4D「真っ黒じゃねえの」
ネロ「Tシャツ白だろ。腕のシルバーチェーンと黒髪にレッドアイ。最高にcoolだろうが!」
『ネロ服のセンスいいから私この服好きだー』
ネロ「ああ…ありがとな」
4D「まぁいいけどセクシー腹チラ最高だ!!!!!!」
『ぎゃああああ!!!!!!』
1V「ぎゃああああああ!!!!」
3V「抱きつくな髭ェェェェエエ!!!!!!」
その後、とどめを刺されたはずのおじさまとアニキ、若は無事復活し、アニキに至ってはあの状況でネロに連絡をいれたことがバージルsとネロと初代に過大評価され名無しさんに頭を撫でられダンテが抱きついた。
そして、おじさまの意識をリンボで探していたキャットが帰ってくるなり可愛いぃぃとダンテを吹っ飛ばし名無しさんに抱きつき、ダンテsから良い眺めだと感嘆され、それを視認したネロとバージルs(おじさま抜き)の右腕と閻魔刀が唸ったのだった。
ちなみに掛け声はJACK POTである。
翌日アーカムが図書室を利用しにテメンニグルへ行ったところ、ロビーはまるで殺人現場のようだったという。(後日レディ談)