妖忍参上!

□依頼
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自室に戻ると 四季は学園長からの手紙を読み始めた。 四季と学園長は長い付き合いで学園長がまだ、現役のプロとして活躍していた頃からの付き合いである。それ故こうして学園長が学園を創立させた後も互いに連絡のやり取りをしている。と言っても、大体が世間話だったり生徒の話だったり学園長自身の自慢話だったりとその様な話ばかりであった。今回もその様な内容だと思っていた 四季だったが、学園長からの正式な“依頼”だった為 四季の顔は険しくなる。

『(ふーむ。これは一筋縄ではいかんぞ。あやつめ、厄介なモノをよこしおって。)』

『…だがまぁ、面白い』

険しい顔から一変し 四季はニヤリと面白そうに笑ったのだった。

雨「失礼します。お茶をお持ちしました。」

『ありがとう。』
 

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