妖忍参上!

□買い物
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朝餉が済むと春代は部屋の掃除に向かった。
雨降り小僧は庭の掃き掃除をしに向かい、猫又は無理矢理連れていかれた。
四季はと言うと、縁側で煙管をふかしていた。

『・・さて、仕事は特に無いし遊びにでも行こうかね』

ふぅー。
白い煙を空に向かって吐き出し、煙管を懐にしまい込んだ。そして門に向って歩き始めた。

雨「あ、四季様!お出かけですか?」

『少し麓までな。』

雨「解りました。暗くなる前にお帰りくださいよ?夜は仕事がありますから。」

『解かっている。行ってくる。(撫で』

雨「はい。お気をつけて行ってらっしゃいませ。(ペコリ」

四季は雨降り小僧の頭を撫でてから出ていった。
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