黒子のバスケNG takeいっぱい

□第124Q黒子の想い
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「ただもう一度青峰君が
笑ってプレイする姿を見たい……」



「俺のは?
もーそれは、俺の笑った顔でいーだろ!
なんで青峰なんだよ?
俺を見ろ、黒子。俺だけを見ろっ。
なんならお前の為に
四六時中だって笑ってやる。
どーだ!この笑顔は」





「火神君、作り笑顔がひきつって
モノスゴくド迫力すぎて
キモチ悪いです。
しかも火神君の笑顔
本当どーでもいい感じです。
こっち見ないでください」





「なんでだよ!黒子!
俺はお前の光だぞ!
過去の嫁より今の嫁を大切にしろよっ
この浮気もの!尻軽黒子っ!」





「この場合浮気というのでしょうか?
ぶっちゃけ言えば青峰君は正式な嫁で
後からの火神君の方が
愛人的立場になると思います」





「え!そーなの?俺が愛人だったの?
知らなかった!
黒子に遊ばれてたのか?俺は。
ふざけんじゃねーよ!
この俺をもてあそぶとは
許さねー!タイガイにしろ!
いいな?青峰とは別れろ!
イマスグ別れろ!
何でもゆーこと聞いてやるから!」




「何でもですか?」




「ああ!そーだよ!なんでもだっ!」




「じゃ、遠慮なく…」




黒子はエナメルから
ローションとローターを取り出した。




(お前なに?
なんの為にソレ持ち歩いてんだよ……!)


END

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